一緒に働いているSEで、優秀と思うSEは山ほどいる。日本のSEは優秀だなとつくづく思う。「そのあふれる才能が生かされている?もったいないね」と話す事も多い。「そうですね。何かやりたいんですけど」と漏らすできるSEが多い。
私は10年以上かかったが、本を出した。それは、一歩を踏み出したからである。失敗してもリスクがないような小さな一歩でも良い。より成長するには、その一歩が欠かせないと思う。

作家の江上剛さんは「プロ論」にて次のように述べている。
「若者たちが集うライブを見た事がありますが、ステージの上でスポットライトを浴びる若いスターと、それを見上げる若者を分けているのは、一歩を踏み出したかどうかだと思うんです。スターも一歩を踏み出さなければ、そこにはいられなかった。自分らしい一歩を踏み出してみる。自ら考えて行動してみる。そうすれば、実は世界は違って見えてくるんですよ。」

「扉はそれを叩く者に開かれる」という有名な言葉が意味するところと同じだと考える。

元阪神の赤星選手の著書「決断(集英社)」には、次が述べられている。
「最終的には、クビになるのを恐れてプロに行かないという選択をするよりも、飛び込んでみてクビになったほうがいろんな意味で後悔しないだろうと思い、プロ入りを決断した。」
「盗塁に必要なのは足の速さではない。スタートを切る勇気が何よりも大切だと思っている。アウトを恐れず、勇気を持ってスタートを切った者だけが、新たなチャンスを切り開くことができる。」
自分は足が遅いから盗塁はできないと考えるのではなく、スタートを切らなければ次のチャンスは無いと考えるべきであろう。