・成功の秘訣は、単純であること。『デルで直接買えば安い』という単純明快なメッセージは、口コミで、あっという間に広まった。
私が考えるデルの特徴は次の3つである。1)直販、2)顧客志向、3)BTO
※内容は「ビジネスを変えた7人の知恵者(角川書店)」を参考にしました。 
 1)直販
 ・マイケルデルが初めてビジネスに手を染めたのは12歳のとき。専門誌に「デルズスタンプ」と広告を出し、近所で集めた切手を販売した。これが大当たりし、「直接販売」のすごさを知った。
 ・彼は非ダイレクト販売を試みたことがあったが、失敗している。
 ・9割の取引がオンラインで処理されている。これがコスト削減につながっていると彼自身が話している。(確かに、デルではオンライン割引がある。直接電話して注文しようとすると、インターネットの方が安いですよと言われる。そのときは疑問だったが、なぞが解けた)
 2)顧客志向
 1989年に「オリンピック」という開発コード名の製品群を発表した。技術面では画期的で、技術者をうならせるほどの製品だったが、大失敗に終わった。なぜかというと、顧客志向ではなく、技術志向の製品だったからである。
 3)BTO
注文後に作るので、製品在庫を持たなくても良い。
以下の本を参考にしました。

ビジネスを変えた7人の知恵者ビジネスを変えた7人の知恵者
著者:ジェフリー・A. クレイムズ
販売元:角川書店
(2003-12)
(2)マイケル・デル
世界長者番付第5位。27歳のとき、フォーチューン500社の中の最年少CEOだった。
デルの革命 - 「ダイレクト」戦略で産業を変える (日経ビジネス人文庫)
マイケル デル 日本経済新聞社 (2000-11-07)
1999
年の本であるのでかなり古いが、デルの成功のプロセスを知ることができる。
子供のときに「デルズ・スタンプ」として切手の販売も成功している。このときのことに関し、「そして私は、中間業者を排除することがいかに大きなメリットになるかを早くも思い知らされた」と述べられている。
「自分たちが求めているのは、製品の優秀さだけでなく、優れた顧客サービスに対する評判である」という考えは素晴らしい。オリンピックという製品の失敗を得て、顧客指向がさらに強くなったのだろう。