私の場合は、目が病気で、状態があまり良くないので最近は読書量が激減した。しかし、読書は大事だと思う。それまで、仕事もして、本も書きながらでも、年間200冊は読んでいた。是非皆さんにもお勧めしたい。
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読む時間が無いんですよ。
それに、1冊読もうとすると、1か月くらいかかります。

読書のコツはズバリ、「全てを読もうとしない」。これに尽きる。300ページある本を全部読もうとしたら時間がかかるし、結構しんどい。つらいことは誰でも嫌。ハードルを下げて「はじめに」と「目次」だけ読むことにしたらどうだろう。そして、目次から面白そうな章だけを読む。これなら楽。
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それって、反則じゃないですか?

そう?
北海道旅行に行って、2・3ヶ所の各所を見ただけで「北海道に行った」というのと同じだろう。行ったと宣言するために、最低何ヶ所まわるべきというルールはない。読書も同じで、何ページ以上読まなければというルールはない。旅行にしても本にしても楽しむものだ。楽しめて、そして目的である知識取得や心の整理、モチベーションUPがはかれればそれが正解だ。
作家村上春樹さんは「そうだ、村上さんに聞いてみよう」の中で、「快適な読書生活のためには、自分にあった良い椅子を見つけるというのはけっこう大事なことであるような気がします。」と述べられている。


佐藤 優さんの本に、速読術が書かれてある。

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
佐藤 優 東洋経済新報社(2012-07-27)
いくつか引用する。
「他人の経験、知的努力を、読書によって自分のものにするのだ。
 正しい読書法を身につければ、人生を2倍、3倍豊かにすることができる。読書によって、数十人分の経験を身につけることができる。」
「「時間は有限であり希少財である」という大原則を忘れてはいけない。」

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