ハインリッヒの法則によると、1つのミスには29、300の予兆というかヒヤリハットがあるという。

さて、SE(システムエンジニア)の仕事では、小さなミスが大きなトラブルになることもある。例えば、運用中のシステムに、一つ設定を入れ間違えただけでもシステム停止する。
ほんの少しのミスが、大きな惨事につながるのは怖いことである。であるから、ミスを防ぐために、ミスに厳しい人もいる。プロ野球においては、TVやメディアを通じて感じるのは「ミスに対しての厳しさ」である。その厳しさに萎縮することなくプレーする選手はさすがにプロだなと思う。

そんな仕事におけるミスであるが、ミスには大きく2つある。
一つは、きちんとした準備や手順なしに起きたなるべくしてなったミス。
もう一つは、丁寧な仕事でも起きてしまうミスである。

前者は厳しく罰せられるべきであろうが、後者に関してはミスは許されないのだが、上司の理解もほしいものである。元日本ハム監督の梨田氏は「ミスが出ても『これも野球』」と言われたそう(H23.10.31朝日新聞朝刊)だ。
頭ごなしに怒られるより、広い心で受け止めてもらった方が、部下はやる気を出すのではないか。
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画像: ミスに対する上司の対応に感激するSE(システムエンジニア)

人がするからミスはなくならない。ミスがあるから仕事のあり方を考え直したり、落ちこんだり、怒られたり、仲間に助けてもらったり、成長のきっかけになったりするのではないかとも思う。そのことを表す言葉として、元楽天野村監督は「失敗と書いて成長と読む」と述べられ、ユニクロの柳井氏は「一勝九敗」という著書があり、本田宗一郎氏は「99%の失敗に支えられた〜」と述べられている。