仕事において、相手を理解することはとても大事だ。どんな間違った考えであっても、まずは理解すること。そこがスタートかもしれない。

ちょっといい話を聞いた。実話かどうかは不明。
「グレープフルーツジュースが欲しい」と泣いている女の子がいる。
でも、グレープフルーツジュースはない。そこで、ある言葉を言ったら、女の子は泣き止んだという。
その言葉は何か。


「泣くな!」
と脅したわけではない。

「めちゃくちゃおいしいオレンジジュースを上げよう」
「ケーキを食べよう」
「ゲームをしようか」
などの別の誘いでもない。

泣き止んだ言葉は
「グレープフルーツジュースが欲しいんだね」
である。

つまり、女の子の気持ちを理解してあげたのだ。そのための言葉は、相手の言葉をリピートすることである。「欲しいんですか?」ではなく、「欲しいんですね」である。たった一文字の違いが重要なのだ。

この話を、妙に納得してしまった。たしかに、自分のことを認めて、理解してもらえるのはとてもうれしい。

では、これをSEができるか。そう簡単ではないだろう。
SEは論理的じゃないことが嫌いだから間違ったことは論破したくなるだろう。また、コミュニケーションが苦手な人も多い。でも、仕事において、この力は必要な気がする。たとえどんな意見であっても、まずは耳を傾け、「〜ということですね」と相手を理解するというのは、デメリットではない。反論するのでも、受け入れてからでも遅くない。
少し訓練および年を重ねる必要があっても、できるようになりたいものだ。