竹中平蔵さんは、著書の「竹中教授のみんなの経済学」にて、「IT革命は経済の取引コストを限りなくゼロに近づける『革命だ』」「「ITにはビジネスや企業のコンセプトを変えると共に全く新しいライフスタイルを確立する可能性があるのです」と述べている。
竹中教授のみんなの経済学

 産業革命は、工場制手工業から工場制機械工業に変化しただけではない。それに伴って社会をも変化させた。IT革命も、社会を変えてしまうほどの変化をもたらしている。
ITによるコミュニケーションの希薄さなどの問題もあるが、やはり世界がつながり、コミュニケーションの選択肢が増えたと思う。また、チャンスが広がった。小さなつぶれそうな商店がインターネットで全国に販売して生き返ったり、バイオリンをしたいという夢をあきらめていた人が、インターネットでサークルを探したり、遠隔医療、TV電話など、遠隔医療によって医者が少ない街であっても高度な診療が受けられたり、世界中の情報を集めてより高度な研究が進むなど、世界がとても広がった。我々はそのような人々をつなぐお手伝いができる。最高の仕事である。

「さきの東日本大震災において、グーグルによる消息情報検索サービス「Person Finder」が開始されたのは、地震からわずか2時間後。まだ余震が続く中でのサービス提供だった。」(「社長 島耕作の地球経済学 クラウド&ソーシャルビジネス基礎編」より)
社長 島耕作の地球経済学 クラウド&ソーシャルビジネス基礎編 (KCデラックス)


 SEはシステムを作る仕事です。小さいことで言うと、システム導入により、今まで8時間かかっていた仕事が7時間で終わるようになる。もっと進むと、1週間かかっていた仕事が3日で終わる。このようにお客様に喜ばれる仕事をするというのはうれしいものです。
 また、もっとすごいことは、今までできなかったことができるようになったことだと思います。インターネットによる世界とのコミュニケーションであったり、世界とのTV電話、個人商店が一気に大きな売り上げを達成できたりすることです。
 一人のSEが大きな革新的な仕事をしているわけではありませんが、我々SEの力が合わさって、大きな革新につながっていると感じます。