【寄稿者】見城コボル
Profile:30代の男性SE。
パッケージをベースにしたシステム導入に携わる。チームプレーをモットーに全力を尽くしている。

飲み会などで、全く別の業界の人と知り合った時に自分の職業を答える場合、SEの認知度が上がってきていることもあり、「SEです」と答えることが多くなってきました。

最近参加したカップリングパーティーでは少し驚くことがありました。
そのカップリングパーティーは、自分のプロフィールを書いた紙を異性と交換して話していくという仕組みになっていました。
始まる前に記入例を見ながらプロフィールを記入していたのですが、職業欄を見て書くペンの動きが止まりました。
記入例として、「職業:システムエンジニア」と書かれていたのです。
SEってメジャーな職業になったんだな、と驚いたのと同時に、相手の女性に伝わるのかな、と不安に感じました。

職業としてSE(システニア)と答えた場合、高頻度で相手から聞かれるのは、「SE(システムエンジニア)って何ですか?」
という質問です。

他に聞かれる例としては、
・徹夜が多くて休日のほとんどない仕事ですよね?
・ずっとパソコンに向かってる仕事ですよね?
・プログラム作る仕事ですよね?
といったものがあります。

SEについて詳しい人はもちろん分かってるので聞いてこないので、聞いてくる人はあまりSEについて詳しくない人なのでしょう。
厳密に答えて相手の機嫌を損ねるのも考えものですし、「そうです」と答えるのも何か嘘をついているようで釈然としません。

「毎日9時前には帰れています」「土日は納期が近くて間に合わない場合だけ出勤です」
「プログラムを作る場合もありますが、お客さんと打合せをしたり、設計作業をする時間が大半であるプロジェクトも多いです」
仲良くなった人や友達、SEの細かい仕事内容について知りたい人に対しては良い回答と思いますが、知り合った直後の人に真面目に答えて場の雰囲気を硬くするのもどうかと考えるようになりました。

そこで、こう答えるのはどうかと思いました。

「IT関係で働いています」

昔、ホリエモンなどが活躍していたこともあり、自分を良く見せたいという意味で答えていた時期もありました。
しかし、今は相手に伝わりやすいようにそう答えたいな、と思います。

カップリングパーティーの女性に聞いた話では、職場に女性が少ないせいか、システムエンジニアの参加者が多いようです。
これからはシステムエンジニアの参加者の中で印象に残るために、さらに付け加えて、
「IT(ICT)の力を使って、みなさんの仕事や生活をより良くしていく仕事です」
そう格好良く答えてみたいです。

女性が笑顔でさらに詳しく尋ねてきたら、こちらも凛々しい笑顔を浮かべ、丁寧に詳しく答えていこうと思います。

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