SE(システムエンジニア)の仕事は、つらいことばかりではなく、うれしいこともたくさんあります。
以下の本で書くことができなかった、SEのうれしいときを紹介します。
■■■仲間が助けてくれるとき
SE(システムエンジニア)もサラリーマンであるから、常に競争にさらされている。
お客様との交渉、社内での出世競争、ライバル企業との競争……。
生きるか死ぬかの戦いだから、義理人情といった浪花節や、きれいごとでは済まされない面もある。
だから、手柄のためなら嘘や仲間を売ることも平気な人や、責任を人になすりつけたりと、嫌な思いをすることもあるものだ。
机の上のものを全てひっくり返したくなるようなときもある。
でも、仕事だからしかたがないだろう。
しかしである。
SE(システムエンジニア)に限って言うと、仲間を助ける温かい人が多いと思う。
しかも、助けた本人には何のメリットもないようなことでも、夜遅くまで、ときには徹夜で助けてくれる。
ドラマ「踊る大捜査線(フジテレビ)」の和久さんの言葉を借りると、
「俺は仲間は裏切らねぇって決めてんだ」
という気持ちを持って仕事をしているのだろう。
お礼をしようとしても、「当然のことをしたまで」という。
「せめてビール一杯くらおごらせて」と言っても、「その気持ちだけで十分だよ」と言ってくれる。
本当にかっこいい。

画像: 先輩SEが仕事を助けてくれて、感激するSE(システムエンジニア)
また、「志高く 孫正義正伝 完全版」には、「たとえば、たかが五〇〇億円やそこらで友情を裏切ったら、しょせんその程度の人間なんだ。そういう人間にぼくはなりたくない」と述べられている。
私は、こんなセリフを言う自信は無い。
■■■たとえわずかでも、革新的な仕事をしたとき
産業革命は、工場制手工業から工場制機械工業に変化しただけではない。それに伴って社会をも変化させた。IT革命も、社会を変えてしまうほどの変化をもたらしている。
ITによるコミュニケーションの希薄さなどの問題もあるが、やはり世界がつながり、コミュニケーションの選択肢が増えたと思う。また、チャンスが広がった。小さなつぶれそうな商店がインターネットで全国に販売して生き返ったり、バイオリンをしたいという夢をあきらめていた人が、インターネットでサークルを探したり、遠隔医療、TV電話など、遠隔医療によって医者が少ない街であっても高度な診療が受けられたり、世界中の情報を集めてより高度な研究が進むなど、世界がとても広がった。我々はそのような人々をつなぐお手伝いができる。最高の仕事である。
「さきの東日本大震災において、グーグルによる消息情報検索サービス「Person Finder」が開始されたのは、地震からわずか2時間後。まだ余震が続く中でのサービス提供だった。」(「社長 島耕作の地球経済学 クラウド&ソーシャルビジネス基礎編」より)

SEはシステムを作る仕事です。小さいことで言うと、システム導入により、今まで8時間かかっていた仕事が7時間で終わるようになる。もっと進むと、1週間かかっていた仕事が3日で終わる。このようにお客様に喜ばれる仕事をするというのはうれしいものです。
また、もっとすごいことは、今までできなかったことができるようになったことだと思います。インターネットによる世界とのコミュニケーションであったり、世界とのTV電話、個人商店が一気に大きな売り上げを達成できたりすることです。
一人のSEが大きな革新的な仕事をしているわけではありませんが、我々SEの力が合わさって、大きな革新につながっていると感じます。
■■■厳しいお客様にほめていただくとき
近所の定食屋でお金を払うときに、「とってもおいしかったです。また来ます」と店のおばちゃんに言うと、「ありがとう。そう言ってもらえるのが一番うれしい」と満面の笑みで喜んでもらえた経験があります。「こんなことが一番うれしいこと?」「ほかにもっとあるやろ」と突っ込みたくもなりますが、おばちゃんの本心だと思います。一所懸命作ったご飯を、喜んで食べてくれる。そして、ご飯を食べたお客様から賛辞をいただける。これは最高の喜びだと思います。
このことは、どんな仕事でも当てはまるでしょう。SEの仕事は楽ではありませんが,幾度も試練を乗り越え完成し、そしてお客様から感謝のお言葉をいただけることがあります。「こういうシステムが欲しかったんだよ」「休日出勤がなくなってみんな大喜びだよ」などなど。SE冥利につきる。
特に厳しいお客様にほめられると嬉しいものです。「パソコンなんていらない」と言っていた人が、「俺の無理な要求にも嫌がらずにがんばってくれた」と言ってもらうことがあります。嬉しさで今までの苦労が吹き飛びます。

画像: 厳しいお客様にほめてもらうSE(システムエンジニア)
■■■お客様から温かい言葉をもらうとき
SE(システムエンジニア)として仕事をしていると、トラブルはつきものである。
ときに、お客様先で長時間作業することも場合がある。
必死で作業をしていると、なんと、お客様から温かい言葉とともに、コーヒーの差し入れをいただくことがある。これはとても感動する。
同時に、こんなにいいお客様に迷惑をかけてしまっている自分の力不足がくやしくて、情けなくて、涙があふれそうになる。
君塚良一さんの著書「『踊る大捜査線』あの名台詞が書けたわけ」(朝日新聞出版)には、「人の人生を変えてしまうほどの力を持つのが“言葉”なのだ」とある。厳しい言葉をいただくことが多いが、温かい言葉をいただけるのはうれしいものである。

画像: お客様から温かい言葉にジーンとくるSE(システムエンジニア)
■■■莫大な残業をしたあとの、給料明細をみるとき
SE(システムエンジニア)の仕事は、残業が多くて有名です。ごくまれにですが、全く休まずに仕事をし続けることもあります。その時の月給は、100万円近くになることもあるでしょう。

画像: 莫大な残業をしたあとの、給料明細を楽しみに見るSE(システムエンジニア)
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以下の本で書くことができなかった、SEのうれしいときを紹介します。
■■■仲間が助けてくれるとき
SE(システムエンジニア)もサラリーマンであるから、常に競争にさらされている。
お客様との交渉、社内での出世競争、ライバル企業との競争……。
生きるか死ぬかの戦いだから、義理人情といった浪花節や、きれいごとでは済まされない面もある。
だから、手柄のためなら嘘や仲間を売ることも平気な人や、責任を人になすりつけたりと、嫌な思いをすることもあるものだ。
机の上のものを全てひっくり返したくなるようなときもある。
でも、仕事だからしかたがないだろう。
しかしである。
SE(システムエンジニア)に限って言うと、仲間を助ける温かい人が多いと思う。
しかも、助けた本人には何のメリットもないようなことでも、夜遅くまで、ときには徹夜で助けてくれる。
ドラマ「踊る大捜査線(フジテレビ)」の和久さんの言葉を借りると、
「俺は仲間は裏切らねぇって決めてんだ」
という気持ちを持って仕事をしているのだろう。
お礼をしようとしても、「当然のことをしたまで」という。
「せめてビール一杯くらおごらせて」と言っても、「その気持ちだけで十分だよ」と言ってくれる。
本当にかっこいい。

画像: 先輩SEが仕事を助けてくれて、感激するSE(システムエンジニア)
また、「志高く 孫正義正伝 完全版」には、「たとえば、たかが五〇〇億円やそこらで友情を裏切ったら、しょせんその程度の人間なんだ。そういう人間にぼくはなりたくない」と述べられている。
私は、こんなセリフを言う自信は無い。
■■■たとえわずかでも、革新的な仕事をしたとき
竹中平蔵さんは、著書の「竹中教授のみんなの経済学」にて、「IT革命は経済の取引コストを限りなくゼロに近づける『革命だ』」「「ITにはビジネスや企業のコンセプトを変えると共に全く新しいライフスタイルを確立する可能性があるのです」と述べている。


産業革命は、工場制手工業から工場制機械工業に変化しただけではない。それに伴って社会をも変化させた。IT革命も、社会を変えてしまうほどの変化をもたらしている。
ITによるコミュニケーションの希薄さなどの問題もあるが、やはり世界がつながり、コミュニケーションの選択肢が増えたと思う。また、チャンスが広がった。小さなつぶれそうな商店がインターネットで全国に販売して生き返ったり、バイオリンをしたいという夢をあきらめていた人が、インターネットでサークルを探したり、遠隔医療、TV電話など、遠隔医療によって医者が少ない街であっても高度な診療が受けられたり、世界中の情報を集めてより高度な研究が進むなど、世界がとても広がった。我々はそのような人々をつなぐお手伝いができる。最高の仕事である。
「さきの東日本大震災において、グーグルによる消息情報検索サービス「Person Finder」が開始されたのは、地震からわずか2時間後。まだ余震が続く中でのサービス提供だった。」(「社長 島耕作の地球経済学 クラウド&ソーシャルビジネス基礎編」より)

SEはシステムを作る仕事です。小さいことで言うと、システム導入により、今まで8時間かかっていた仕事が7時間で終わるようになる。もっと進むと、1週間かかっていた仕事が3日で終わる。このようにお客様に喜ばれる仕事をするというのはうれしいものです。
また、もっとすごいことは、今までできなかったことができるようになったことだと思います。インターネットによる世界とのコミュニケーションであったり、世界とのTV電話、個人商店が一気に大きな売り上げを達成できたりすることです。
一人のSEが大きな革新的な仕事をしているわけではありませんが、我々SEの力が合わさって、大きな革新につながっていると感じます。
■■■厳しいお客様にほめていただくとき
近所の定食屋でお金を払うときに、「とってもおいしかったです。また来ます」と店のおばちゃんに言うと、「ありがとう。そう言ってもらえるのが一番うれしい」と満面の笑みで喜んでもらえた経験があります。「こんなことが一番うれしいこと?」「ほかにもっとあるやろ」と突っ込みたくもなりますが、おばちゃんの本心だと思います。一所懸命作ったご飯を、喜んで食べてくれる。そして、ご飯を食べたお客様から賛辞をいただける。これは最高の喜びだと思います。
このことは、どんな仕事でも当てはまるでしょう。SEの仕事は楽ではありませんが,幾度も試練を乗り越え完成し、そしてお客様から感謝のお言葉をいただけることがあります。「こういうシステムが欲しかったんだよ」「休日出勤がなくなってみんな大喜びだよ」などなど。SE冥利につきる。
特に厳しいお客様にほめられると嬉しいものです。「パソコンなんていらない」と言っていた人が、「俺の無理な要求にも嫌がらずにがんばってくれた」と言ってもらうことがあります。嬉しさで今までの苦労が吹き飛びます。

画像: 厳しいお客様にほめてもらうSE(システムエンジニア)
■■■お客様から温かい言葉をもらうとき
SE(システムエンジニア)として仕事をしていると、トラブルはつきものである。
ときに、お客様先で長時間作業することも場合がある。
必死で作業をしていると、なんと、お客様から温かい言葉とともに、コーヒーの差し入れをいただくことがある。これはとても感動する。
同時に、こんなにいいお客様に迷惑をかけてしまっている自分の力不足がくやしくて、情けなくて、涙があふれそうになる。
君塚良一さんの著書「『踊る大捜査線』あの名台詞が書けたわけ」(朝日新聞出版)には、「人の人生を変えてしまうほどの力を持つのが“言葉”なのだ」とある。厳しい言葉をいただくことが多いが、温かい言葉をいただけるのはうれしいものである。

画像: お客様から温かい言葉にジーンとくるSE(システムエンジニア)
■■■莫大な残業をしたあとの、給料明細をみるとき
SE(システムエンジニア)の仕事は、残業が多くて有名です。ごくまれにですが、全く休まずに仕事をし続けることもあります。その時の月給は、100万円近くになることもあるでしょう。

画像: 莫大な残業をしたあとの、給料明細を楽しみに見るSE(システムエンジニア)
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