■■■下請けSEが強気な態度に出るとき
SE(システムエンジニア)の仕事をしていると、「お客様は神様」であるから、いろいろな厳しい要求にこたえていかなくてはいけない。力関係から、仕様にないこともねじ込まれたり、無理やり「やれ」と言われることもある。

システム構築の仕事は、土木建築と同じで、いくつかの会社が一緒に作る。お客様の無理強いに答えるために、下請けである協力会社に対応を依頼すると、強気な態度で来られることがある。

上から怒られ、下からは強気に言われ、ナイーブなSE(システムエンジニア)は、結構へこむ。
 お客様と下請けのベンダに強気に出られてつらい立場のSE(システムエンジニア)- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事

画像: お客様と下請けのベンダに強気に出られてつらい立場のSE(システムエンジニア)

「そんなこと言わないでよー」と思ってしまう

■■■技術が分からなくて、全く相手にされないとき
仕事をする上で、周りに優秀なSE(システムエンジニア)が多いのはとても頼もしい。
だが、自分が若手で未熟者のときに、何もできない自分にショックを受けることがある。
お客様に、自分が説明しても、質問は横にいる先輩SEに質問をするなんてことはよくあることだ。

社内でも、新しい仕事を任されたり、異動して新しい配属先になると、一から勉強になる。打ち合わせでも意見を聞かれることもなく、会話からも干され、完全に無視される。
無視はきつい…。

たまに、会議の議事録の参加メンバーからはずれていたり、PJの体制図からも自分の名前が消えていたりする。

そんな中、唯一与えられた仕事が、物を運んだり、買い物に行ったり、電話に出ることであったりする。でも、SE(システムエンジニア)の仕事ではなく、その程度の仕事までも間違え、慌てて走り回っている。自分が嫌になる。

じゃあ、開き直って早く帰ればいいのか。実はそうでもない。何も仕事をしていなくても自席にいる必要があり、みんなの仕事が終わるまで帰れない。
遠方から友達が遊びに来たとしてもである。「たまには飲もう」ということになっても、その場からぬけだすことができない。仕事らしいことは何もしていないのだ。
なんともせつない。
仕事が一人前になって、時間管理を自分でできるSE(システムエンジニア)になりたいものだ。
イラスト:電話対応もロクにできず、先輩に嫌味を言われたSE(システムエンジニア)- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事
画像: 電話対応という仕事さえもロクにできず、先輩に嫌味を言われたSE(システムエンジニア)

■■■上司が徹夜大好き人間のとき
SE(システムエンジニア)の仕事にトラブルはつきもの。
そんなトラブルなどで、ゴールが見えない仕事をするときがある。
どうせなら早く切り上げて帰りたいと必死でトラブル解決に努力する中、横で奥様に「今日は会社に泊まるから」という電話をしている上司がいる。

トラブルというのは、その日に全て直るとは限らない。メーカーやベンダなどのサポート時間が終わっているため、徹夜してできることは案外限られているのだ。
だから、早く帰って仕切り直しでやった方がうまく進むこともある。このあたりは仕事の価値観なので、どちらが正解とういものではない。

しかし、単純に「徹夜大好き」という上司がいる。
これは、本当につらい。
イラスト:がんばれば終電に間に合う時間なのに、奥様に徹夜する連絡をする上司- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事
画像: 徹夜大好きの上司にへこむSE(システムエンジニア)

吉越浩一郎氏の「デッドライン仕事術」では、「自分の仕事は効率が悪いということを自覚していないというより、『効率』という概念自体を持っていないのではないかとさえ思う」「『なんでそうまでして早く帰らなきゃならないんだ?』と首を傾げている人は少なくないのではないか」と述べられている。


当然、プログラムや設計書を書き続けて残業になる場合もあるが、効率的に仕上げて早く帰る、または、帰らせるという考えを持っていない人もいる。
これは特に年配の上司に多いかもしれない。
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「今日の分が終わったので帰ります」というと
「明日の分もやれ」と言われたことがあります。
帰らせてくれません。
結果的に、朝からいきなりタバコ部屋で休憩するSEが増えることになる。

■■■「飯食う時間はあるんだな」
トラブルになると、徹夜で夜通し作業をすることもあるのがSEの仕事。お客様がお困りであるから、必死の作業だ。
でも、人間だから眠たくなるし、お腹も空く。少しは休憩しないと、作業効率が悪くなる。トラブル時はお客様に見えないようにこっそりと仮眠(というか、限界になって記憶が飛んでいる)をしたり、コンビニでおにぎり等を買って食べる。
とはいえ、トラブルの未解決状態が何日も続くと、たまにはふつうに定食屋でご飯を食べることがある。それをお客様に見つかり、この言葉を発せられると、心に突き刺さる。
お客様はトラブルでお困りなので、「飯食う時間があれば、対処しろよ」と思われる気持ちはよく分かるだけに、つらい。

■■■理不尽に怒られ、なおかつ謝罪文まで書かされるとき
下僕(奴隷)のような扱いをされるときがある。たとえば、ビルの停電によるシステムダウンがあり、そのおかげでデータが飛んだ。(予算の関係でUPSなどを設置していない、)そんな状況でも怒られることがあり、なおかつ全部直せ、損害賠償だと怒鳴られる。八つ当たりの説教を、我慢して聞いていて、お客様にも落ち度が明らかにあるので、その点に触れようものなら、「なんだ業者の分際で」「なんだその顔は」となる。
イラスト:理不尽に怒られてるSE(システムエンジニア)- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事
画像: 理不尽に怒られるSE(システムエンジニア)

■■■仕様が全く決まっていないのに、納期と金額だけが決まっている
仕様によって、開発コストは変わってくる。
当然、開発期間もである。
なのにである。SE(システムエンジニア)の仕事をしていると、「仕様が全く決まっていないのに、納期と金額だけが決まっている」なんてことがある。しかも、よくあるのだ(悲)。
仕様が決まっていないのに、作ってくれと言われて戸惑うSE(システムエンジニア)- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事
画像: 仕様が決まっていないのに、作ってくれと言われて戸惑うSE(システムエンジニア)

■■■若手の偉そうな態度
元請けだったり、客であるという立場を利用して、偉そうな態度を取る若手を見ると、結構へこむ。

 自分のお父さんくらいの人を呼びつけ、頭を下げさせて、果たしてそれでいいのだろうか。
相手は若手の彼を見ているのではなく、会社を見ている。

しかも、依頼した彼にも大きな落ち度がある。
それを、「俺は客だ」という態度で何もかも正しいという考えは違う気がする。

彼の将来が心配だ。


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