SE100人に聞いたシステムエンジニアの仕事 - 仕事内容とその魅力

SE(システムエンジニア)100人に聞いたアンケート結果を中心に、SEの仕事内容の実態やSE"あるある"話を紹介します。

カテゴリ:3.SEコラム > 3.2 仕事のやり方

プロだなーと思ったことをいくつか紹介する。
SEも、ITのプロとして、こだわりをもって仕事をしたいものである。

世界のホームラン王である王さんは、毎晩飲み歩いて朝帰りをしてもホームランを打ったと聞いている。一方のダルビッシュは節制をきちんとしているそうだ。「最高のパフォーマンスを見せられる理由は、妥協をしない練習だけではなく節制にある。チームから出る弁当でも中身は細かくチェックし、揚げ物は控える場合もある。お酒も飲んでいない。缶ジュースの成分表示さえ確認しているという。」(2011.5.19朝日新聞朝刊より)

元フジテレビの高島彩さんは、「私は、時間を見つけて、笑顔のトレーニングをすることにしました。どれくらい口角が上がれば、自然に笑っているように見えるのかを確認します」と著書の「聞く 笑う、ツナグ。」(小学館)で述べられている。

ELTの持田香織さんの著書「もちだより」(エンターブレイン)には、「あ、そうだ、何をかかさずに持ってゆくかという話。まず、吸入器。これは、オムロンという会社の市販では売っていないものかもしれないのですが、非常にナイスな商品です。とくに冬場のライブは乾燥しますから」とある。さすが、プロは違うなと思う。

星一徹の言葉。
「映画は野球選手の命である目にわるい」「大リーガーの中には年に一度も映画を見ない主義の選手もざらにいる」(巨人の星2巻より) 
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SEの場合、体調管理が当然ですが、
頭(脳)が特に大事だと思います。
常に脳からよいドーパミンがでる状態にして仕事に取り組むべきですね。

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後輩を育成するときに、ついつい教え過ぎてしまうことがある。
これはどうだろう。
「野村ボヤキ語録 人を変える言葉、人を動かす言葉 (角川oneテーマ21) 」には、「大リーグに「教えないコーチが名コーチ」という言葉がある」と書かれてある。つまり、本人に気付かせるのが大事ということだ。
同じく「野村ボヤキ語録 人を変える言葉、人を動かす言葉 (角川oneテーマ21)」では、野村監督は自分が若い現役のころ、鶴岡監督からの指導として、「「ボールをよく見て、スコーンと打て」私が若かったころ、鶴岡監督からのバッティングのアドバイスはいつもこれだけだった」とある。
教えられたのではなく、自分で考えたのだろう。

私も、教え過ぎてはいけないと思う。マギー司郎さんの著書「生きてるだけでだいたいOK “落ちこぼれ”マジシャンが見つけた『幸せのヒント』(講談社)」には、「あんまり教えると、その人の長所が伸びなくなってしまうからね」と述べられている。

加えて、羽生善治氏の「決断力」には、「教えられる側の依存度が高くなると問題だ」というタイトルにて 「受け身の姿勢だけでただ教わるというのでは、集中力や思考力、気力といった勝負に必要な総合的な力を身につけることはできないだろう。要は、本人がどういう姿勢で教わるかが大事だと思っている」

具体的な育成方法であるが、哲学者オイゲン・ヘリゲル氏のロングセラーである「弓と禅」(福村出版)には、「師の演技と模範に対して弟子が自己をうちこみこれを模範すること、これが指導の基本的な関係である」と述べられている。つまり、教えるものが模範を示すことが基本であると思う。教えず、真似してもらう。これが育成というものなのかもしれない。


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ビジネスは小さい約束を守ることが信頼を勝ち取る方法だと思う。
例えば、「今度その本お貸ししますよ」と、つい言ってしまうことがある。相手からすると、社交辞令かなと思い、貸してくれなくてもそれほど傷つかない。
しかし、きちんと約束を覚えてくれて、その本を持ってきてくれると、「この人は信頼できるな」と思う。それが人間の心理だと思う。

見城徹氏の「編集者という病い」には「小さな約束も守れない奴に大きなことができるわけがない。例えばトイレ掃除のおばちゃんに『永遠の仔』が読みたいと言われ、その日に在庫がなければ、おばちゃんの当番の日を手帳に書き残し、次の機会にちゃんと渡せなければダメだと思う」と述べられている。
編集者という病い
見城 徹
太田出版
2007-02

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会社によっては、日々の活動報告を日報/週報として義務付けられていることだろう。これが何気に面倒だ。そういう私は、毎日日記をつけている。どんなやりたいことよりも日記を優先している。それは、日記の意義が分かってきたからだ。
 日記には、記録を残すと言う意味があるが、一番の目的は、自分を振り返ることだと考えている。なので、毎日を振り返る時間があれば、日記という形をとる必要はないかもしれない。
 ワタミの社長は、著書の中で、感謝日記をつけることを推奨していたし、石川遼選手は、ゴルフを真剣にやるようになってから、お父さんからゴルフ日記をつけるように言われたとのこと。また、PL学園の元監督である中村順司は、著書の「甲子園最高勝率」(ベースボールマガジン社)の中で、「私がPLの監督に就任して以来の習慣に、野球日誌の提出がありました。その日の練習やトレーニングの内容、自分の反省点と課題、あるいは克服したことなど、他人の非難以外なら、気づいたことをなんでも書いてこい、と」と述べられている。
有森裕子さんや高橋尚子さんらのメダリストを育てたことで有名なマラソンの小出義雄さんの本「マラソンは毎日走っても完走できない (角川SSC新書)」には、「練習日誌はみなさんにも、ぜひ、つけてほしい習慣です」と述べられている。

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SEの仕事は激務が多く、明日までに仕上げるために徹夜ですることもある。無理で急な仕事を依頼されても対処できるような体質にする方法もあるが、そもそもそうならないようにコントロールすべきという考えもあるだろう。
 突発的な仕事でやむを得ずやる場合もあれば、恒常的に、いつもギリギリの仕事をする場合もある。
 私もいつもどたばたの仕事ぶりで、約束の時間のギリギリに出発するから、走って、(ときにはタクシーに乗って、)ふーなんとか間に合ったというやり方である。これはお世辞にもよいとは言えないであろう。
 「ダンナ様はFBI(幻冬舎)」には、元FBI捜査官のご主人のいい言葉がたくさん書かれてある「青信号が点滅しても走って渡るな」という章で、「ちゃんと準備して仕事に臨むことが大切なのに、案外簡単に仕事がすんでしまったら、そう、まるで青信号点滅で渡ってしまうことができたら、その味を覚えてしまうだろ。そうすると緻密さがなくなり、ジタバタが習い性になり、とにかくそこそこで間に合えばいいという甘さが出てくるんだよ」と述べられている。
 確かに、心の余裕がないとミスもおこしやすい。正確さが求められるSEの仕事。私も緻密さを保てるようなやり方をしたい。それは生活習慣のゆとりから始まるのかもしれない。
ダンナ様はFBI
田中 ミエ
幻冬舎
2008-12


※補足
 実は違う理由でギリギリにやることもある。「〆切にならないとモチベーションがあがらない」とか、「早く仕上げてしまても「もっとやれ」とか違う仕事をふられる」など

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ある程度の年になると、後輩から色々な相談をうけたり、ときには言いにくいことも言わなくてはいけないこともある。仕事のことを言うのはいいが、机の下がちらかってるとか、私用電話をしているとか、勤務態度面のことを言うのは嫌だなと思う。

社会人になると、怒るのが面倒になることや、面と向かって言わないことが礼儀ということもあり、怒らずに陰口をいったり、上司であれば悪い評価をつけたり、配置転換させたりと、ドライに社員を切り捨てることもあるのが現実であろう。
でも、せっかくの縁で出会った仲間なんだから、きちんと向き合って、本気で後輩の事を思うこともときには必要かと思う。
でも、怒ったり、育成したりするのはパワーがいる。しかも、嫌な顔をされることも多い。
ELTの持田香織さんの著書、「もちだより」(エンターブレイン)には、「スタッフの人たちも、意見をいいことも悪いことも言ってくれるようになったりするのは、きちんと向き合いたいという思いが伝わるからなのだと思いました」とある。
働きマン(3)(モーニングKC)には、「“怒る”てのは、そいつのこと引き受けるってことでもある」と述べられている。

私は、嫌な顔をされても、本気で向き合うことが大事ではないかと思う。

日本TVの「人生が変わる!1分間の深イイ話」(H23.6.13)にて、「書道って右手で書かなきゃだめですか」という左利きの女の子の質問に対し、武田双雲氏が「右手で書かなきゃいけないということはないよ」「でも、どっちでも書けた方がカッコイインじゃない?」と述べている。この言葉の使い方はすばらしいと思った。
「机の下をきれいにしなさい」ではなく、「仕事ができて、机の下もきれいだとカッコイイんじゃない」と言った方が、うけとる後輩もうれしいと思う。一度この言葉を使ってみたい。

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人によるが、お客様との要件定義などの会議で詳しくヒアリングしないSEがいる。「十分理解しております」と口では言うが、本当は理解していない。何でも聞くのは失礼で、少しは自分で考えるべきという考えなのであろうが、あいまいにして良かったことはないと私は考える。基本は、「納得いくまでヒアリング」すべきである。あいまいなまま進めると、後工程での手戻りが発生し、お客様にもデメリットがでる。質問の仕方には注意が必要ではあるが、真剣に聞いたら多くはきちんとお話いただけるだろう。また、聞くタイミングはプロジェクトの
早い段階が一番聞きやすい。

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小さな話でいうと、設計書の目的は何か。そもそも設計書は必要なのか。なぜ作るのかなどを明確にすべきである。これは会議や議事録でも同じである。 もう少し上位のレイヤで考えると「この仕事におけるSEの役割は何か」「PMの役割は何か」「お客様は何を目的としてこのシステムを作るのか」を明確にすべきである。「ここは一部手作業が必要ですが、その代わりコストはこれだけ下がります。」と言って喜ばれる場合もあるが、「手間を省くためにシステム化しているから高くてもいい」と思われるかもしれない。 また、「ユーザに一番喜ばれるシステムを作りましょう」と頑張っても、顧客の担当者は、「面倒なことはしなくてもいいから、確実に動くものだけを作ってくれ」と言うかもしれない。ひどいときは、「上司が権限を持っているから、上司の言うとおりにさえ作ってくれればよい」と思っていることもあるだろう。 特にプロジェクトでは目的を明確にしておかないとメンバーがバラバラの考えで仕事を進めてしまうので、良いものができない。たまにドキュメントを異常に丁寧に作るSEがどの案件でも莫大で綺麗なドキュメントを作ることがある。お客様がそれを求めているのならそれでいいが、そんなことをするくらいなら、その分安くしてと考えているお客様もいるはずだ。 目的を明確にすることで、意味のないドキュメント作りをやめる。「誰も読まないドキュメントを作る意味があるのか?」ということを考えてほしい。提案書や完成図書で何百ページの資料を作ったとする。それを読んでくれるなら作る価値はあるが、読めるわけがない。

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私もそうなのだが、SEが作る提案書は「技術」をアピールしすぎることがある。それは間違っていないのだが、正しいとも言い切れない。
「提案書はどうあるべきか。」
まず、誰向けなのかである。技術を知りたいお客様には技術をとことんアピールすればよい。ところが経営層はどうだろう。
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経営層に対してであれば、
技術的な要素はあまり響かないでしょうね。
答えは相手によって変わる。どれが正解というのは無い。
だが、経営者向けの場合、軸となるのは「いくらで何ができるか」だと思う。どれだけ技術的に優れたシステムでも、それによって、お客様の企業にどんな効果があるのか、それがいくらでできるのかが大事だ。
このことを頭から忘れてしまっているSEがいる。若い頃の私だ。
優れた技術をアピールしたり、移行設計に注力したり、システムの技術的な話を大量の資料にまとめ、説明していた。そのページ数の多さに満足していた自分がいた。仕事の本質が分かっていなかったとしか言いようがない。
お客様の立場を考えず、自分の技術や努力をアピールするSE(システムエンジニア)- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事
画像: お客様の立場を考えず、自分の技術や努力をアピールするSE(システムエンジニア)

逆に、「いくらで何ができるか」これさえ伝われば、技術的な説明は一切不要なこともある。SEとして、技術志向でありたい気持ちは分かるが、それは補助資料でアピールすればよい。プロとして、お客様が求めていることをピンポイントで伝える事が大切だ。
ただし、お客様がみな、これを求めているわけではないので注意だ。「上から言われた通りにだけやりたい」「自分が好きなシステムを入れたい」「俺様の言う通りにやってほしい」など。そんなときに、「お客様のためには、こちらのほうがいいです」と別の提案をしても、玉砕することが多い。仕事は難しい。

いか、ドキッとしたコメント
伝える力 (PHPビジネス新書)
池上 彰 
PHP研究所(2007-04-19)
以下が引用
「最近ではパワーポイントを作る事自体が目的になっている人が多いように思います」

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企業文化にもよるが、無駄に議事録をとっている例をたまに聞く。
会話をほぼすべて記録する場合だ。
「大切な記録だから残しておくべきだ」という人もいるが、それならボイスレコーダーで録音すればよい。
議事録は、会議によって重要度は大きく変わってくる。
一番重要なのは、「言った言わないを防止すること」
特にお客様との会議では、次回の打合せに議事録を確認し両者でサインをすることはとても意味がある。
とはいえ、議事録に残していても「こういう解釈をしている」「そういうこともやってくれて当然である」などと言われ、記録したことと違う要求をされることもあるのだが、一定の歯止めにはなる。

一方、社内の打合せであれば、決定事項のみをメモすればいい。
Wordの定形フォーマットに、日時、場所、参加者、会議の種類、目的、意見、決定事項、留意点、次回の課題、次の会議の予定…などを全て記入し、上司にチェックしてもらって直して…というのは無駄である。
MLに決定事項のみを送れば十分ではないか。

すべての記録を残すスコアブックである必要はないと感じる。

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