SE100人に聞いたシステムエンジニアの仕事 - 仕事内容とその魅力

SE(システムエンジニア)100人に聞いたアンケート結果を中心に、SEの仕事内容の実態やSE"あるある"話を紹介します。

カテゴリ:3.SEコラム > 3.8 つぶやき

新しい家電を業界に吹き込むバルミューダの社長である寺尾玄氏の言葉(テレビ東京の「カンブリア宮殿」より)

バルミューダは、スチームを入れるトースターや、柔らかい風を起こす扇風機などのヒット商品を作っている。家電の勤務経験が無い社長が、町工場を回って製品を作ったというところに驚いた。
https://www.balmuda.com/jp/

SEの我々も、単なる下請けであったり、会社の単なる作業員として働くこともありますが、「可能性」を持っているということは、忘れたくないものですね。

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この言葉は、科学者である落合陽一さんが、作家である父:落合信彦さんからもらった言葉で、心に残っているようです。(情熱大陸で見ました。)
情熱大陸で映った落合さんは、食事もお菓子などで済まされて、寝る時間を惜しんで研究をされています。お父さんの言葉を正しく実践されているように感じます。
こんな風に仕事ができたら、かっこいいなあと思います。

一方の私たちはというと、仕事をしていると、小さなプライドが邪魔したり、待遇の不満ばかりを口にしていたりします。
まずは気持ちの持ち方から変えなければいけませんが、私なんて、プライドを持つほどのたいした人間ではありません。やるべきことは、邪念を払って、とことん燃え尽きるまでやることなのでしょうね。

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システム構築は何人かのプロジェクトで行われるため、社内に限らず、協力会社の人たちと共同で仕事をすることが多い。その時、仲間たちの高い技術力および段取りのよさ、的確な対応をする見事な仕事ぶりをみて、何とも言えずうれしい気持ちになる。日本の技術者は優秀だなあとつくづく思う。
でも、彼らがいろいろな面で恵まれているかというと、疑問に思うこともある。やりがいのある仕事を任せられていないと感じる人もたくさんいる。また、プロジェクトでは欠かせない重要人物であっても、名刺の肩書きを拝見すると、地位面でも評価されていないように思うときもあり、少し寂しく思う。
逆に、「あれ?」と思う人が高い役職についていることもある(世の常ですが・・・)。

人事というものはときに冷酷でなので、地位に関しては(恵まれなくても)やむを得ないと思う。(それは、誰もがわかっている気がします)。
しかし、「やりがいのある仕事ができない」「自分の能力を発揮できない」ということに関しては、納得しがたいことです。
人間というのは、給料だけのために働いているわけではないからです。

では、どうしたら、やりがいのある仕事や、自分の能力を発揮する場を得ることができるのでしょうか。

正解は一つではありませんが、自分をPRすることが大事な要素だと思います。(多くのSEの皆さんは苦手でしょうね)
でも、iPS細胞の山中教授の本を読んで、少し驚きました。PRすることは大事とは薄々感じていたのですが、どれくらい大事かというと、いい実験をするのと同じくらい大事というのです。「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)」には、「研究者にとっていい実験をするのは非常に大切。でも、それは半分。それと同じくらい、自分のやった結果をどのように伝えるか、どう議論するか、どう講演で発表するかが大切だといいうことです」とあります。


島耕作シリーズで有名な弘兼憲史さんも著書の「男子の作法」(SB新書)の中で、「アピールしなければ伝わらない」というタイトルで、松下電器で希望の部署に配属するためや、漫画家としてデビューするときもアピールを考えたと述べられています。
男子の作法 (SB新書)
弘兼 憲史
SBクリエイティブ
2017-01-06


SEでいうと、技術を高めていい仕事をすることと同じくらい、社内や社外に自分の実力をPRすることが大事ということではないでしょうか。

私が資格をたくさん取得したことは、自分をPRすることに役立ったことは間違いありません。たとえいくら私がネットワークの技術に秀でていたとしても、上司や人事、お客様がそれを知らなければ、仕事を任せてくれません。出版社が無名の私に本を書かせてくれたのも、たくさんの資格に裏付けられた技術があると理解してくれたこともあるはずです。

資格には、多くの皆さんが苦手とする自分をアピールすることをかなり効果的に代行してくれるという利点があるような気がしてなりません。


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成功者の告白 (講談社+α文庫)
神田 昌典
講談社
2006-09-21


企業で成功してビジネスで光が当たれば、影となる出来事が噴出する。
この小説では、その話として、家族の病気、離婚、組織内での裏切りや不協和、愛人問題などがリアルに書かれてある。

小説はあるが、著者がコンサルタントとして経験してきた事実をもとに書かれてある。
面白すぎて、一気に読んでしまった。

最後の方にある「愛する子供を抱きしめられること」「妻の存在に心から感謝できること」「悲しみ、そして喜びをともに共有できる友に出会えること」などが、人生においてはもっとも大事なのではないかと、改めて感じる。
マイケル・チャン氏の以下の著書でも、「私にとって、家族は何よりも大事なのです。もちろんテニスよりも」とありました。そして、錦織圭選手のコーチを受ける際、フルタイムではないことや、ツアーに家族を同行させるなどを条件されたそうです。自分にとってとても大切なもの、それを見失わないようにするべきなんでしょうね。結果、成功すればいいですが、ビジネスも家庭も仲間もすべて失ってしまうのは最悪ですから。




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(読む価値があまりないと思いますので、あしからず…。)

私は27くらいのときに手帳に人生の目標を事細かに記載し、それを達成することに全身全霊を捧げてきた。

私は不器用で、平凡で器の小さい人間なので、たいした人生を送ってはいない。そして、長い嵐の中にいたときもあり、体調を壊したときもあったが、手帳に書いた目標はある程度達成できた。当然、その結果を得られるだけの努力をしてきたので、その点は、よくがんばったなあと思う。(振り返ってみると、同じ努力はもう絶対にしたくない。)

しかし、私はあるミスを犯した。
それは、目標を44歳までしか書かなかったのである。
その結果、現在ではなんとなく目標がぼやけてしまった。
今でも精力的に原稿を書いたりしているが、少し方向性を見失っている感がある。
自分らしいことをしたいのであるが、具体的なものが見えないのである。
これは、目標を書かなかったのた一つの理由だろう。

でも、それだけが理由ではない気がする。パワーがみなぎっているのであれば、次の目標を書き足せばいいだけだ。
こうなった要因の一つとして、年とともに、生き方や考え方も変わってきているのかもしれないと感じた。

食事も急いで食べ、旅行や飲み会にもいかず、がむしゃらにパソコンに向かっている人生も正解だが、そうじゃない人生も正解という思いが強くなったのではないかと思うのだ。
適当に仕事をする人に腹を立てず、「まあ、人それぞれ」と割り切るのも大事である。

外山 滋比古さんの「老いの整理学 (扶桑社新書)」には、次のようにあります。
「いやなことは、”知らぬがホトケ”。運悪く知ってしまったら”忘れるがカチ”。これは決して無責任ではない」
老いの整理学 (扶桑社新書)
外山 滋比古
扶桑社
2014-11-01

また、弘兼 憲史さんは「男子の作法」の中で、こう述べています。
「僕は幸せになるための3つの信条として、「まあいいか」「それがどうした」「人それぞれ」ということを言ってきた」
また、「まあいいか」とストレスを感じないように生きることで、70歳まで大きな病気もされなかったようです。
男子の作法 (SB新書)
弘兼 憲史
SBクリエイティブ
2017-01-06

SEは高い品質を求める職業ですから、細かいところまできっちりしてしまいます。
しかし、「まあいいか」と、少し雑な考えを持つことも、幸せな人生を送るには大事なのかもしれません。

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SEとして仕事をしていると、遠方でホテルに泊まりでの作業をすることがあります。
さて、ホテルのベットシーツですが、ピンと張られていて、寝るときにはがすのが不便と感じることはありませんか?
僕は面倒だなあと感じます。
その理由ですが、以下の本に書いてありました。

一筋のしわもなく、ピンと張ることによって「他の接触がない新鮮さを清潔感を演出する(上記の本より)」とあります。プロとしての技術をPRするものということでしょう。

SEが技術を見せるのは、お客様の満足度が高いシステムを作るというところです。技術をPRするために、お客様に面倒な手間を与えることは得策とは言えません。
たとえば、セキュリティに関しては、高い品質であることや安心感を与えるという工夫も大事ではないでしょうか。なぜなら、セキュリティは守って当たり前ですから、目に見えにくいものなのです。
セキュリティをPRするのであれば、打ち合わせ時の資料の扱い方(必要以上に持たないことや、雑に扱わないなど)も含めて、小さなことも大事にしなければいけません。ときに、ホテルマンのように、セキュリティのプロであることをPRする演出も大事かもしれませんね。

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どうでもいい話のように思えるが、SE(システムエンジニア)の私は、結構気になるものである。

31アイスクリームのこと、皆さんはどう発音するだろうか? 私は「サーティーワン」と「ティー」を伸ばす。でも、会社名を見てみると、「サーティワンアイスクリーム」であり、「ティ」は伸ばさない。
 
Windows7から、「マイコンピュータ」の表記が「マイコンピューター」に、「エクスプローラ」の表記が「エクスプローラー」に変わった。長音記号を付ける方が正しいというJISやらお上の考えもあるとは思う。しかし、SE(システムエンジニア)の皆さんが日ごろ使うのは長音無しの方が多いのではないか。たとえば、コンピュータ、データセンタ、などである。

ちなみに、日経誌では、基本的に長音が使われるが、日経BP社の雑誌である「日経コンピュータ」だけは長音にならない。でも、日経コンピュータの中の記事で表現される場合は「コンピューター」となるのである。

まあ、どっちでもいい話ではあるが、「セキュリティー」だけは違和感がある。皆さんが発音するときに、「ティー」と伸ばすだろうか? center、computerなどの「er」であれば、「6番、センター、新庄」などとアナウンスのときに、「−」と長音がつく。だから、納得がいく。

でも、securityの末尾はtyである。「ティ」のほうが自然ではないだろうか。、「サーティワンアイスクリーム」と同じだ。
ちなみに、情報処理技術者試験では、主催者であるIPAは、国の外郭団体であるはずだが、「セキュリティ」である。なんとなくしっくりくる。

以下の記事も参照いただきたい。
20180624111506

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映画「火花」を見ました。
火花 (文春文庫)
又吉 直樹
文藝春秋
2017-02-10

ご存知、ピースの又吉直樹さんによる芥川賞受賞作です。
映画の内容はさておき、桐谷健太が演じる神谷を見て、こんなふうに毎日を生きることができたらいいなぁと素直に思いました。
売れない芸人なんですが、めちゃくちゃ面白い人で、とにかく笑いの毎日。
お金が無くても、売れなくても、毎日明るい日々が過ごせたら、それが一番ではないかと思うのです。

世の中で飛び抜けた実績をだせるのは、ほんの一握り。
私を含めてほとんどの人が平凡に終わっていくのです。
であるなら、平凡を謳歌したほうがいいですよね。無理に背伸びをすることもなく、目の前の仕事を真面目に、そして楽しみながら進めていくほうが幸せになりますよね。

そのときに大事だと思うのが、小栗さんの本にある「受取力」です。

この本には、「「良い・悪い」と意味をつけるのは自分自身」とあります。
私の場合、公立高校が不合格だったため、希望校ではない私立高校に、嫌々通っていました。
でも、その高校が第一志望だった人もたくさんいます(当たり前です)。
当然、彼らは喜んで通っています。同じ高校に進みながら、私は落ち込み、他の人は喜んでいる。これって、単に考え方だけの問題ですよね。つまり、悲観する自分の問題。

この本では、「大型台風で、9割以上のりんごが落ちてしまった・・・このままでは大赤字・・・」のエピソードが書かれてあり、なるほど!と思いました。

受取力を磨き、今の人生のいい部分に目を向け、感謝しながら楽しく生きたいものです。
今ある平凡な人生だって、きっと素晴らしい人生に違いないのだから。

SEの楽しいとき09
何もない遠く離れた地方での仕事を楽しめるか否か、それは自分次第


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私はせっかちな性格だと思う。歩くのも速いし(エスカレータで立ち止まらない)、ご飯を食べるのも速い。しゃべるの速い。では、仕事が速いかというと、違う気がする。仕事ができるかは結果でのみ判断されるからだ。

私は、テキパキやっているような雰囲気を周囲に演出しているかもしれないが、無駄とミスが多い。
小さな話で言うと、キーボードを速く打つが、打ち間違えが多いからBackSpaceでの修正をする。
ゆっくりと打ち間違えない方が結果的に速いだろう。

また、早口でしゃべるから、相手が聞き取れずに聞き返される。
同じことをもう一度いう。
であれば、最初からゆっくり話をしたほうが、短時間ですむ。

USJなどの接客が優れたところに行くと、クルーのメンバーが、とてもゆっくり話をする。
作業も落ち着いている。でも、作業は遅くないし、てきぱきしている。無駄が少ないのだろうと思う。
以下の本にもあるが、イチロー選手などが打席にはいるまでの動作は、とてもゆっくりというか、落ち着いている。そういえば、一流の人でせっかちというか、バタバタしている人は見たことがない。


それと、せっかちなのは、心の面で、あまりいいことではない。この本にもあるが、「ゆーーーっくりやる」と、心が本当に落ち着いてくるのだ。
SEという仕事は、小さなミスが大きな事故を招く。「急いては事を仕損じる」のである。仕事はテキパキやらなければいけないが、ゆったりとやる。それは、ミスを防ぐだけでなく、お客様に安心感を与えることもできるだろう。つまり、よりいい仕事ができる。
 
わかっていながらできないのだが……。

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私は仕事を真面目にがんばっている。その、ちょっとしたことを後輩の女性が褒めてくれた。もしかすると、単なる社交辞令なのかは分からない。

でも、
素直にうれしい。

毎日の仕事は、楽しいことばかりではない。むしろ、つらいこと、しんどいことの方が多いだろう。

なる。人間って不思議な生き物だと思う。お金をもらえたわけでも、休ませてくれたわけでも、美味しいものを食べたわけでもない。たった一言で、元気になるのだ。

なぜこんなにうれしいのか。専門的なことは分からないが、元気になれれば、なんでもいいのだろう。

もう一つ。同じ言葉でも、異性に褒めらえると更にうれしい。この発言に、「不純」「最低」と思う人もいるかもしれない。でも、悪いことをしているわけではない。人間の本能として、ごく自然な感情だと思う。

したり、皆がモチベーションを上げるというのは難しいことである。でも、もしかすると、それはすごく単純なことかもしれないとも感じたのである。

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