SE100人に聞いたシステムエンジニアの仕事 - 仕事内容とその魅力

SE(システムエンジニア)100人に聞いたアンケート結果を中心に、SEの仕事内容の実態やSE"あるある"話を紹介します。

カテゴリ:5.SEとして就職 > 5.1 SEになる

なれます!

断言します。というか、文系出身のSEやプログラマは山ほどいます。
ホリエモンこと堀江氏も、最初は天才プログラマーでしたが、文系出身です(東大なので頭が良すぎて参考になりませんが…)。

大学は4年間(大学院までいくと6年間)あります。理系(特に大学院卒)であれば、その間の学習の差で、文系の人には追いつけないくらいの実力差をつけるべきだと思っております。その差が付かないようであれば、何のために6年間も学校に通ったのか?という疑問を持たざるを得ません。

ただ、大学はレジャーランド化していて、授業はほどほどの人も多いものです(あ、私のことだ!)。また、理系といっても、SEに関連する授業は全くない学科もあります。情報系の大学院であれば、ある程度は関係しますが、それでも現場のSEの仕事とは大きな乖離があります。

ですから、現実には、文系と理系でのスタートラインの違いはほとんどありません。

ちなみに、私は会社に入って初めてWindowsパソコンをさわりました。はずかしいくらいコンピュータに無知なところからスタートしております。

このエントリーをはてなブックマークに追加

SE(システムエンジニア)の仕事は、どちらかというと、男性社会です。そんな男性社会で生活し、戦うわけですから、女性SEならではの悩みがあるのではないでしょうか。
女性SE(システムエンジニア)100人にアンケート調査をしました。

■■-----------------------
【女性SE100人に聞きました】 
調査方法 : インターネット調査(マクロミルモニタを利用)
調査対象 : 全国20〜59歳のシステムエンジニア
調査時期 : 2015年1月
有効回答数 : 100サンプル
■■----------------------- 
 
順位項目票数 
1きつい、残業多い18■■■■■■■■■
■■■■■■■■■
2男社会であり、女性の悩みを相談できない。
キャリアの見本もいない
14■■■■■■■
■■■■■■■
3女ということで、スキルが無いとみられるたり、
馬鹿にされる
13■■■■■■■
■■■■■■
4特に子供を抱えると、家庭との両立が困難12■■■■■■
■■■■■■
5男女平等に扱われない
(雑用が多く、責任ある仕事がまわってこない)
8■■■■
■■■■
6労働環境が男性向け
(トイレが無かったり、エアコンの温度設定が低い)
6■■■
■■■

女性ならではの悩みを聞きましたが、「女性だからということでの悩みはない(51歳女性)」「特になし」という意見もたくさんありました。また、「客先では叱られるのは常に男性で「ラッキー」と考えていた(53歳女性)」というように、女性ならではのプラス面の意見もありました。
上記のようなマイナス面があることも事実ですが、そればかりではないということもご理解ください。

以下が、女性SE(システムエンジニア)の主な意見である。

1.きつい、残業が多い 18票
・打合せが男性の体力に合わせて行われるのが大変だった。長時間や休日、深夜まで打合せが続く事が多いと疲れが貯まった。(46歳女性)
・繁忙期などは、体力が持たない。(37歳女性)
・以前は作業時間が不規則だったので肌荒れ、生理不順(46歳女性)
・案件の進捗、状況、システム不具合による呼び出しなどハードなため生活が不規則になることで体調管理が大変。家にいる時間が短いため家事など旦那の協力がないとなかなか難しいと思う。(30歳女性)
・体力勝負なところがあるので、深夜残業などがつらい(30歳女性)

2.男社会であり、女性の悩みを相談できないし、キャリアの見本もいない 14票
・周りが男ばかりで女性特有の話ができる相手が身近にいなくてつまらない(46歳女性)
・職場に女性が少なく、目標とするキャリアが見えにくい。(35歳女性)
・世代や家庭環境の異なる女性同士で仕事を進めるのが、ときに難しい。結婚していれば「いつ子供ができる(無理がきかなくなる)かわからないので信頼できない」となるし、結婚していなければ「人生経験が足りない」となる。子供ができて育休をとってしまうと、以前の職位には100%復帰できない。男性にはない困難が多いと思う。(47歳女性)
・職業柄か職場に男性が多く、女性特有の悩みが相談しにくいこと。(キャリアのモデルケースにする先輩がほぼいない)(29歳女性)
・周りが男性ばかりで女ならではの悩みがわかってもらえない(28歳女性)

【参考】
以下は、IT人材白書2016における、女性の割合です。正確な数字は分かりませんが、女性割合は1割強ということでしょう。とても少ないですね。
1 
3 
3.女ということで、スキルが無いとみられるたり、馬鹿にされる 13票
・新人の頃、忙しい現場で女という理由で仕事を減らされた。(44歳女性)
・実務以外の雑用を頼まれることがあり、それに対して感謝はされるが、自分のメリットは何もない。(46歳女性)
・技術力が無いと思われるので、初対面の人とはゼロからではなくマイナスからのスタート。(36歳女性)
・打ち合わせで軽くなめられてる気がする。(27歳女性)
担当SEが私だと説明しても、受付の人じゃなくてちゃんとしたSEと話がしたいと言われる女性SE(システムエンジニア)- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事
画像: 担当SEが私だと説明しても、受付の人じゃなくてちゃんとしたSEと話がしたいと言われる女性SE(システムエンジニア)

4.特に子供を抱えると、家庭との両立が困難 12票
・残業、出張、休日出勤が多いし、イベントや打ち合わせは休めないので、子供の送迎のやりくり、子供の病気の時もついていてあげられないので、子供の犠牲が多いと感じる。(51歳女性)
・残業が多いので家事との両立が難しい。(26歳女性)
・タイトなスケジュールや突然の障害で、家庭と仕事の両立が難しい(37歳女性)
・トラブルの際の呼び出しに対応する際に子供をほってはいけない(31歳女性)
・残業ありきの職業のため、出産後に以前のような働き方ができず、キャリアアップが困難。(35歳女性)

5.男女平等に扱われない(雑用が多く、責任ある仕事がまわってこない) 8票
・体質の古い会社に行くと、雑用を押し付けられる。(33歳女性)
・男性と差がなく扱われるが待遇に差がある。(41歳女性)
・同年代の男性以上のスキルがないと相手にされない。(39歳女性)

6.労働環境が男性向け(トイレが無かったり、エアコンの温度設定が低い) 6票
・客先の工場内に女性用のトイレがなかった時に困りました。
・建設中の建物内で作業するとき、使用可能なトイレは男性用トイレだけのことがあり、同僚の男性に入り口に立ってもらったことがある。(48歳女性)
・サーバ室が寒い(42歳女性)
・チームで食事に行ったりするとき、他に女性がいなかったりすると、変に気を遣われたり、遣ったり。気にしなくていいのに、と思うこともありました。逆に、トイレ休憩とか、結構気を遣いました。(46歳女性)

その他
・圧倒的に男性社員が多いので、飲み会や日常の業務内でのセクハラ発言が多いこと(38歳女性)
・外出先での食事。上司に合わせてこってりものしか食べれないとき。(23歳女性)

このエントリーをはてなブックマークに追加

SE(システムエンジニア)になるべきなのでしょうか。やりがいがあり、魅力的な仕事なのでしょうか。女性SEの皆さんは、どう思っているのでしょうか。
女性SE(システムエンジニア)100人にアンケート調査をしました。

■■-----------------------
【女性SE100人に聞きました】 
調査方法 : インターネット調査(マクロミルモニタを利用)
調査対象 : 全国20〜59歳のシステムエンジニア
調査時期 : 2015年1月
有効回答数 : 100サンプル
■■----------------------- 
 
順位項目票数 
1そう思う28■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■
2ややそう思う38■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
3あまりそう思わない15■■■■■■■■
■■■■■■■
4そう思わない6■■■
■■■
5分からない/どちらともいえない13■■■■■■■
■■■■■■
肯定的な意見が多く、全体の2/3(64票)が「そう思う、ややそう思う」となっている。
女性SE(システムエンジニア)の成子
 
自分がなった仕事を否定すると、自分の人生を否定することになります。
なので、マイナスな思考はやめようと思っているのでは?
以下の理由を見ても、納得性の高いものが多い。アンケート結果を素直に受け取ればいいと思う。

以下が、女性SE(システムエンジニア)の生の声である。

1.そう思う
・仕事に困る事がない (45歳女性)
・仕事は面白い。 (33歳女性)
・楽しい (42歳女性)
・仕事は楽しい (44歳女性)
・時間の融通がきく (46歳女性)
・今も仕事を続けていられるから。稼げるし (49歳女性)
・成長できるし、刺激や変化があって楽しい。 (41歳女性)
・達成感のある仕事だからです。 (41歳女性)
・自分の好きな仕事ができて喜ばしいと思うから (55歳女性)
・毎日何かを作るということが仕事。楽しい。「私って、天才!」って思えることがよくある。 (46歳女性)
・自分の性格に合っている (46歳女性)
・専門性があるので (36歳女性)
・ここまで世の中がデジタル化されると、仕事を通してキャッチアップできて得したなと思う (46歳女性)
・コンピュータが好きだし合ってるから。 (45歳女性)
・年齢が上がっても常に仕事があり、経済的にも困る事が無い。新しい技術に触れる機会が多いので飽きない。 (46歳女性)
・手に職があることで、職場復帰も可能そう。また、職場復帰後SEではなく、サポートという配置換えも可能であるため (32歳女性)
・やりがいのある仕事なので (35歳女性)
・やりがい。毎日が繰り返しではない。 (51歳女性)
・家事や職場での雑用が苦手でも、全く評価に関係しない (54歳女性)
・たのしい (39歳女性)
・文系でも就ける専門職だから (28歳女性)
・開発時は夢中になれるので、きっと楽しいのだと思います。 (40歳女性)
・この仕事が楽しいから (48歳女性)
・頼られること、達成感を感じられるから。 (23歳女性)
・天職 (34歳女性)
・楽しいから (23歳女性)
・比較的給与が高いので。 (39歳女性)
・手に職がつくから (25歳女性)

続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加

SE(システムエンジニア)という仕事を選んだ理由を、女性SE100人に聞いた。男性の意見も似ているかもしれない。

■■-----------------------
【女性SE100人に聞きました】 
調査方法 : インターネット調査(マクロミルモニタを利用)
調査対象 : 全国20〜59歳のシステムエンジニア
調査時期 : 2010年8月
有効回答数 : 100サンプル
■■----------------------- 
 
順位項目票数 
1コンピュータやプログラムが好き23■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■
2手に職をつけたい15■■■■■■■■
■■■■■■■
3出身学校が情報関連9■■■■■
■■■■
4ものづくりの仕事がしたかった9■■■■■
■■■■
5興味があった、面白そう9■■■■■
■■■■
6自分の性格にあっている6■■■
■■■
7IT業界の良さを感じた6■■■
■■■
8かっこいい、憧れ4■■
■■
9親や学校の勧め3■■

以下が、女性SE(システムエンジニア)の生の声である。

1.コンピュータやプログラムが好き 
・コンピュータを使用した仕事につきたかったから
・パソコンが好きだから
・コンピューターの利便性と先進性に惹かれたからです。
・元々PCやプログラミングが好き。
・昔からパソコンが得意だったから。コンピューター相手だと、答えはひとつ、みたいなところが好きだから。例えば、出版社のライターや、デザインやイラストを作る人は、上司の好みによってもいいものであっても悪いものと判断されることがある。人の好みに左右されて、答えが正確に出ない仕事は好きじゃないから。
・たまたまコンピュータが得意な分野で、他人から評価されることが多かったので。
・小学校の時に1クラス1台パソコンが設置された。その時使って楽しかったので、将来パソコンを使う職業に就きたいと思った。

2.手に職をつけたい 
・新卒の年代が不況だったため、女性でも手に職をつけないと働いていけないだろうと考えたことと、その当時、未経験者募集の会社が非常に多かったため。
・進学時、求職に困らないと思った。
・技術を学びたかったので。
・手に職をつけて一生働きたいと考えたから
・理由の一番は当時4年生文系大卒の就職口がそれしかなかったから。また、なにか技術を身につけたかったのもあります。
SE(システムエンジニア)という仕事は、手に職があると同時にかっこいい- Copyright (C) viva-se.net システムエンジニアの仕事
画像: SE(システムエンジニア)という仕事は、手に職があると同時にかっこいい

3.出身学校が情報関連
・高校がコンピュータの学校だったので、これしかできることがなかった。
・大学に行かずに専門学校を選択し、そこで学んだことを生かしたいと思ったから
・理系の特殊な学科だったため、専門職に就かない人はSEしか道がなかった。
・工学部出身

4.ものづくりの仕事がしたかった 
・ネットサーフィンや、メールなど「使う・見る」側だけだった頃に、使い勝手のよいシステムを作る方へいってみたかったから。
・事務作業ではなく、自分でものを作る仕事をしたかったため。
・大学の授業でプログラミングと出会い、モノ作りと課題に向けて試行錯誤する楽しさから。
・世の中のためになるシステムをつくりたかったから。

5.興味があった、面白そう 
・文系で何も知らなかったけど、興味があったから。
・ゼミの時にコンピュータシステムに興味を持ったから
・数学が好きで理系を選び、その中でコンピュータセキュリティに興味があったから
・クライアントに対してシステムで課題解決ができる(人の悩みを聞いて、課題解決の提案をし、助けてあげることで喜んでもらえる)ところ。
・やはり人に喜んでもらえること
・いつまでも新しい技術を学ビ続けることに興味を持った。
・面白いと思ったから

6.自分の性格にあっている 
・B型だから向いていると言われた
・自分の性格にあった職種だから
・人付き合いが苦手で接客・営業などに向いていないと思った
・作ったり考えたりすることが好きだったから。
・適性があると思ったから。

7.IT業界の良さを感じた
・当時ITバブルで天井知らずの給料だったため
・これからは文系も理系もコンピュータの知識無くしては仕事ができないだろうと思ったからです。
・長く続けていける仕事だと思ったから。
・学生の頃読んだ職業雑誌で将来性がありそうでおもしろそうだと感じたので。
・給料がよかった
・外国でも共通の分野なので、海外に行っても仕事をできるから

8.かっこいい、憧れ 
・就職活動の時、横文字の職業がかっこよく思えた。
・当時、情報処理産業が花形だったから
・かっこいいと思ったから

9.親や学校の勧め 
・父親がSEで自分もこの仕事がしたいと思った
・上司のすすめ

その他
・事務の仕事がやりたくなかったので。
・消去法
・別の職種希望で入社しましたが、気が付いたらSEとして配属されていました。
・なんとなく
・いつの間にかなっていた
・当初は目指していなかったが、内定をもらった会社での業務がSE業務だった
・常にスキルアップし続けたかったため
・大卒女性の求人が少なかったので、あまり選択肢がなかった。知人にSEがいなかったので、どんな職業かにも興味があった。
・自分の地元の企業の発展に貢献したいと思って
・他に就職したい会社がなかったから

このエントリーをはてなブックマークに追加

女性SE(システムエンジニア)の成子
先日、こじゃれたステーキ屋さんの店員さんと仕事について聞いたの。
楽しそうで楽そうな仕事と思いきや、大間違い。
お店は11時半オープンで、途中休みがあって夜は22時まで。でも、仕込みや片づけがあるから朝8時前から出社して、夜は0時過ぎまで働くって。
しかも毎日。働くって大変だなーって感じた。
どんな仕事も大変なのかもしれない。ただ、世間的にはSE(システムエンジニア)の仕事はきつい、激務であると世間では思われいる。
SEを目指す学生さんの中には、ITの仕事は好きだけど、「仕事のきつさ」を心配される人も多いだろう。

たしかに、体を壊したりする人がいることは事実だし、ニュースなどで報道されているような過酷な労働実態もある。
ただし、一つ言うなら、仕事の激務さは会社や部署、人、時期によって全く違う。
本当に全く違う。
空調の効いた室内で、好きな仕事を出来ることから、「快適」「天職」という人も少なくない。
そして、医者のほうがよほど激務だという人もいて、これはそう思う。
※ただ、SEとは比べもにならないくらいも高いので、医者の場合はブラックというイメージが少ないだろう。

「SEの仕事はきついのか?」に関連するSE(システムエンジニア)の皆さんの生のアンケートがある。
参考にしてもらいたい。

SEの残業時間
http://www.viva-se.net/archives/1629184.html

SEとしての労働条件に不満がありますか?
http://www.viva-se.net/archives/1617295.html

SEの労働環境は悪いと思いますか?
http://www.viva-se.net/archives/1617224.html

SEという仕事の良さは何ですか
http://www.viva-se.net/archives/1617219.html

SEの仕事は楽しいですか?
http://www.viva-se.net/archives/1580780.html

SEの給料は高い?
http://www.viva-se.net/archives/1564383.html

このエントリーをはてなブックマークに追加

ぼんやりしたり何となくの理由はあっても、はっきり言って深い理由はないだろう。別にそれで良いと思う。何となく始めたSEという仕事が天職かもしれない。SEとして活躍し、自分が活き活きと働き社会に貢献していたら、SEになった理由なんてどうでもいいことだろう。
ヨットで太平洋を一人で横断した堀江謙一さんは著書の「太平洋ひとりぼっち」(舵社)にて、高校でヨット部に入ったときのこととして「何となくヨットも良さそうやな。そんな気持ちで入部することにした」と述べられている。
植村直己さんが山岳部に入ったのも何となくだったと聞いたことがあるし、始める理由はそんなものかもしれない。

このエントリーをはてなブックマークに追加

会社は社員に何を求めているのでしょうか?
営業、SE、それぞれに求める能力は違います。
そのあたりを書くつもりです。
女性SE(システムエンジニア)

採用担当者の独り言という面白い情報があります。
一度ご覧ください。

http://itjobgate.jisa.or.jp/advice/

このエントリーをはてなブックマークに追加

女性SE(システムエンジニア)の成子
SE(システムエンジニア)やPGの仕事に就くには、
プログラムが大事になってくる。
未経験でも大丈夫なのでしょうか。
これは大丈夫。中途採用でも「未経験者歓迎」と書いている会社もある。
たしかに、経験ある人もたくさんいるけど、初心者も多い。
パソコンはほとんど触ったことが無いという人も、中にはいる。
そういう人であっても、学生時代は単に部活に専念していただけだったりするので、一度覚えだしたら一流SEになっている場合もある。

ちなみに、GREEの田中社長は次のように述べている。
「経験なんて、なくてもいい。努力や資質、可能性で大きいサービスが作れる。新卒を中心に採用するのは、まっさらな若者に対する期待感もある。グリーという職場を、可能性がある若者に仕事を任せ、チャンスを提供する場にしたいと思っている。」
(東洋経済オンラインより
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/02b22f2caf59869d4701d277b129da2f/page/5/ )

女性SE(システムエンジニア)の成子 

ま、どの業界でも学生までの知識と違うのは当たり前かもしれませんね。
銀行員だろうが、鉄道員だろうが、建築業だろうが、多くは学生時代に経験したことはないから。
実際、私も未経験者だったけど、最初は研修をしてくれる。また、その後もOJTっぽく先輩につきながら仕事をするので、経験不足は問題ない。
一方、入社してすぐに即戦力になるような人物もたまにいるが、それでも一人で任せられているかというと、SEの仕事はそれほど甘いもんじゃない。

どの業界も、中途採用であれば経験を重視するだろうけど、新卒であれば、人となりや基本的な考え方などが大事であろう

このエントリーをはてなブックマークに追加

就職の面談で、面接官は応募者のどこを見ているのであろうか。

「完全攻略!クイズ$ミリオネア」(フジテレビ出版)には次の記載がある。
「番組出場への道は、就職の内定の道のりと似ています。ポイントは「志望動機(1000万円の使い道)」と「自己PR」の2つをどれだけ相手にしっかりと伝えられるかにかかっています。」

正しくこうだと思う。軸となる質問は「志望動機」「自己PR」である。
特に志望動機がしっかりしていないと、長続きしないだろうし、愛着もない仕事や興味がない会社だったらがんばれないね。
それと、SEは残業が多いこともあり、根性があるかどうかも見ていると思う。
まあ、これはどの会社でも同じかもしれない。
df9dc207.jpg
私の面接のときも大体同じです。
・IT業界の中でこの会社を選んだ理由は?
・SEってどういう仕事だと思う?(誤解が多いので確認といった感じ)
・SEとしてどんな仕事をしたい?
どれも、SEになりたいという強い思いが無いときちんと答えられないと思う。
それ以外には、「学生時代頑張ったことは?」についてがっつり聞かれた。私の場合、部活の試合での敗因がシュート率の低さだとわかったので数値分析を行ってどうのこうの・・・という話をしたら食いつきがよかった。やっぱりSEさんは数字とか理論が好きだと思った。

CAの人に聞いたのであるが、こんな質問もあったそうだ。
「日本人乗客が外国人CAの態度に怒り、謝罪を要求してきています。あなたなら、乗客、外国人CAにどのように対応しますか?」

また、採用するかしないかの判断基準に関して、こんな話を聞いたことがある。
「この人と一緒に働きたいか」
単純明快な基準であるが、いい基準かもしれない。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク

このページのトップヘ